高齢化が進む日本では、介護職はますます必要とされ活躍できる場所が着実に増えている。特に深刻な人材不足が続いている介護職では、優良な人材を確保するために働き方改革が進んでいる。未経験でも応募できる求人がある上、働きながら介護の資格を取れるサポート体制が整っている職場も多い。雇用形態においても、正社員や派遣といった雇用保険を伴う長時間勤務の働き方だけでなく、パートやアルバイトなど副職や無理のない勤務時間で働くことも可能である。介護施設は住宅地や駅のそばなど様々な場所に点在しているため、自宅近辺に職場を決めれば通勤に時間を取られることがないのもこの仕事の魅力である。介護として働きたい方にとって、一人ひとりのライフスタイルや条件に見合った職場を探しやすいといえる。
介護職の活躍の場は、大きく分けて4つの形が存在する。入所されている利用者の生活を24時間体制で介護する入所型の老人ホーム、昼間に利用者が施設に訪れる通所型のデイサービス、利用者の自宅に訪問する訪問介護、そして看護師の補助業務として入院患者の身の回りの世話をする病院内での介護の4つがある。介護の仕事は、利用者一人ひとりの介護度や施設形態によって仕事の内容も異なる。勤務形態は平日短時間の日中のみ、給与の高い休日や夜勤を中心に、または日勤と夜勤のシフト制など、拘束時間もさまざまである。このように介護職には様々な働き方や活躍の場があり、求人の種類も幅広くなっている。そのため、自身のライフスタイルや希望に沿った職場を見つけやすい仕事なのだ。